アルギニンとオルニチンはどのような働きがあるのか

L-アルギニンとL-オルニチン(シンプルに言えばアルギニンとオルニチン)は重要な違いがあるにもかかわらず、多くの共通点があります。ほとんどのアミノ酸と同じように、アルギニンはたんぱく質の生成を助けます。一方でオルニチンはたんぱく質の生成にはかかわりません。あなたの身体は正常に機能するためにアルギニンとオルニチン両方のアミノ酸が必要で、それらは一緒に働きながらも、一方で別々に働きます。

 

 

アンモニアの解毒

アンモニアはたんぱく質の代謝の間に作られる副産物です。アンモニアは有毒な物質なので、オルニチンサイクル(尿素回路)と呼ばれるプロセスによって取り除きます。オルニチンサイクルは正確な手順で行われます。アルギニンとオルニチンがこの手順に必須の5つの酵素のうち、4つで使用されます。遺伝的要因によってオルニチンサイクルに障害がある場合、病気やストレスなどでアルギニンまたはオルニチンが不足すると体内のアンモニアが増加することがあります。

 

 

成長ホルモンの増強

アルギニンとオルニチンは成長ホルモンの放出を刺激します。そしてそのことが筋肉の増幅の助けとなるかもしれません。ある男性グループが運動前に7グラムのアルギニンを取った時、彼らの成長ホルモン血中濃度は通常よりも増加しました。アスリートが1日2回3,000ミリグラムのアルギニンと2,200ミリグラムのオルニチンの摂取を3週間続けた実験でも同じような結果が得られました。

 

 

血圧の低下

私たちの体はアルギニンを合成するためにオルニチンを使います。そしてアルギニンは一酸化窒素を生産するために用いられます。一酸化窒素は平滑筋の収縮を統制しており、平滑筋は血管の筋肉の弛緩を行います。高血圧患者が毎日6グラムまたは12グラムのアルギニンを摂取した時、12グラム摂取した人々の血圧はかなり下がったという結果があります。

 

 

最高の補給源を選ぶ

あなたの体はアルギニンとオルニチンを生成します。だからダイエットをするうえで重要なものではありません。しかししかし、病気になった時やストレスを感じている時はアルギニンやオルニチンをより多く必要とするため、その需要についていけない場合があります。その間は食べ物やサプリメントを用いてアルギニンとオルニチンを増やす必要があるでしょう。

 

この両方のアミノ酸が豊富に含まれているのは魚、赤みの肉、卵、乳製品などです(どんな食べ物がオルニチンを豊富に含んでいるのかを参考にしてください)。詳しくはまたアルギニンに限っていていえば、豆、玄米、オートミール、ナッツ、魚から豊富に摂取することもできます。

 

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オルニチンとは何か
オルニチン(Ornithine)は体内で製造される非必須アミノ酸です。尿素回路における重要な役割を果たします。またホルモンの増加、体重・筋力の増強、治療による投薬効果も確認されています。オルニチンが欠乏しない限りは過剰に摂取する必要はありません。
オルニチンの効果
オルニチンの効果は肝機能・解毒作用を助けるだけでなく、傷ついた体の治癒を促進し、睡眠の質を改善し、男性機能(勃起能力)を高めるのにも役立ちます。アルギニンとの組み合わせでより大きな活力を生み出します。
オルニチンサイクル
オルニチンサイクル(Ornithine cycle)とは尿素回路(Urea cycle)とも言い、タンパク質を代謝する際に生成される有毒物(アンモニア)を無毒性尿素に変換する一連の反応です。
オルニチンを含む食品
男性も女性もオルニチンを1日400~800mg摂取する必要があります。オルニチンはしじみの他、肉や卵、魚、乳製品などたんぱく質が豊富な食品に含まれています。食品ごとのオルニチン含有量を比較した表も紹介します。